新江古田駅(しんえごたえき)は、東京都中野区江原町二丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線の駅である。中野区最北端の駅である。駅番号はE 34。
駅構内は中野区と練馬区の境界線上に所在している。
駅コンコースに中野区と練馬区双方の広報紙スタンドが設置され、両区の広報紙が配布されている。また、ホームでは境界線の表示がある。
歴史
- 1997年(平成9年)12月19日:都営12号線の駅として開業。
- 2000年(平成12年)4月20日:都営12号線を大江戸線に改称。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる。
駅名について
駅の読み方は、中野区の周辺地名である江古田(えごた)に従ったものである。住居表示法が施行される前は、当駅周辺の地名も江古田であった。
当駅が「えごた」であるのに対し、練馬区にある西武鉄道池袋線の江古田駅は「えこだ」と読みが異なる。同駅の駅名の読みの詳細については「江古田#江古田の読み方」を参照。
なお、開業前の仮名称は豊玉(とよたま)だった。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅。
大江戸線は当初、大型20m車による10両編成での運転が計画され、急行運転も検討されていた。当初の配線も相対式2面3線で、中央に通過線を設けることとしていた。しかし、後の計画縮小で急行運転が取りやめとなったため、通過線が不要となり島式1面2線に変更された。
のりば
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
利用状況
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は27,685人(乗車人員:13,968人、降車人員:13,717人)である。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。
駅周辺
- 江古田の森公園
- 健貢会総合東京病院
- 東京総合保健福祉センター江古田の森(中41、江古田区民活動センター 下車徒歩3分)
- 練馬総合病院 - 徒歩14分
- 練馬豊玉中郵便局 - 徒歩12分
- 武蔵大学 - 徒歩7分
- 武蔵中学校・高等学校
- 日本大学芸術学部・大学院芸術学研究科 - 徒歩12分
- 練馬区立豊玉東小学校 - 徒歩5分
- 聖書キリスト教会 - 徒歩6分
- 目白通り(東京都道8号千代田練馬田無線)
- 江古田駅(西武池袋線、北へ徒歩10分)
- オーケー 豊玉南店 - 徒歩16分
バス路線
中12・白61系統の「江原町二丁目」は当駅開業時に「新江古田駅」に改称された。中41系統の江古田駅方面の「江原町二丁目」は存続している。かつては西武バスの練45系統も乗り入れていた。 のりば番号は都営バス公式サイト「tobus.jp」及び関東バス公式サイト「関東バスナビ」での記載に基づく。
- (西武)のりば1
- 練48-1:練馬駅北口経由 大泉学園駅北口行(日祝日1本のみ)(西武バス)
- (関東)のりば2
- 中12:江原中野通り・新井薬師前駅・中野五丁目経由 中野駅行
- 中41:丸山営業所・新井薬師前駅・北野神社経由 中野駅行
- 中43:丸山営業所・大下橋・北野神社経由 中野駅行(平日の深夜バスのみ)
- 中41:江古田三丁目経由丸山営業所行(深夜バスあり)
※中28 江古田の森・総合東京病院経由中野駅行は2020年3月より運行休止中である。
- (都営)のりば4・(関東)のりば1
- 白61:練馬車庫前行・練馬駅行(都営バス、停留所名は新江古田駅前)
- 中12・中41:江古田駅行・深夜バス 中41武蔵大学経由江古田駅行(関東バス)
隣の駅
- 東京都交通局(都営地下鉄)
- 都営大江戸線
- 落合南長崎駅 (E 33) - 新江古田駅 (E 34) - 練馬駅 (E 35)
脚注
出典
- 東京都統計年鑑
- 東京都交通局 各駅乗降人員
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 新江古田駅 | 都営地下鉄 | 東京都交通局




