猿田 浩得(さるた ひろのり、1982年10月28日 - )は、広島県大竹市出身の元サッカー選手。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。
人物
ドリブラー。スピードで勝負するタイプのFW、攻撃的なMF。
タイにおける日本人サッカー選手の価値を上げた選手であり、彼の活躍によりタイ・プレミアリーグにおける日本人選手の需要が高まった。タイではキングと呼ばれていた。。愛媛FCにとっての日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)初得点を挙げた選手である。
実兄は2011年現在FC東京普及部コーチの猿田公章。
来歴
廿日市FC、フジタSS、山陽高等学校、拓殖大学出身。フジタSS時代の同期に柴村直弥、実兄の公章もフジタSS出身であり、沖野等から指導を受ける。拓殖大時代はエースストライカーとして活躍し、2004年大学4年生の時にはチームを関東大学サッカーリーグ戦2部昇格に導いた。 3年間関東選抜にも選ばれていた。
2005年、日本フットボールリーグ(JFL)の愛媛FCと契約し、同年度でのJ2昇格に貢献。2006年J2第1節対横浜FC戦において、後半から途中出場し後半43分に愛媛FCにとってのJリーグ初ゴールを決め、愛媛にとってのJリーグ初勝利に貢献した。同年末に戦力外となる。
Jリーグ合同トライアウトを経て、2007年からJFLのYKK APに入団。同年度末、YKKはアローズ北陸と統合しカターレ富山が誕生するも、富山には入団しなかった。
2008年から東南アジアのサッカーリーグに転籍、シンガポール・Sリーグのバレスティア・カルサFC、2009年からタイ・プレミアリーグのシーラーチャーFCに移籍。活躍が認められ2010年バンコク・グラスFC(現:BGパトゥム・ユナイテッドFC)に移籍。主力として活躍し、2010年度のタイ・スーパーカップでゴールを量産し優勝に貢献、自身もMVPを受賞した。2011年には日本人選手としては初となる、タイリーグ2011シーズンベスト11に選ばれている。
2013年12月、タイ・プレミアリーグのシンタールアFCに移籍した。
2015年12月18日、チェンライ・ユナイテッドFCに移籍した。
2017年1月、ウドーンターニーFCに移籍した。
2018年2月、現役引退を発表した。
セカンドキャリアに選んだ場所は日本ナショナルトレーニングセンターのJ-GREEN堺。 その後、セレッソ大阪に在籍中
個人成績
指導歴
- CREER FC コーチ
出典
- http://www.daco.co.th/information/19746/【特集番外編】ポートMTI FCの熱狂的ファン・ガタが訊く! 猿田浩得(さるた・ひろのり)選手インタビュー
- http://aseanfootball.biz/Detail.php?id=33日本とアジアを繋ぐフットボールマガジン
関連項目
- 広島県出身の人物一覧
- 愛媛FCの選手一覧
- 拓殖大学の人物一覧
- 日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧
外部リンク
- 猿田浩得 - Soccerway.com (英語)
- 猿田浩得 - FootballDatabase.eu (英語)
- 猿田浩得 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 猿田浩得 - J.League Data Siteによる選手データ
- 猿田浩得のブログ




