大原駅(おおはらえき)は、岡山県美作市古町にある、智頭急行智頭線の駅である。

歴史

  • 1994年(平成6年)12月3日:智頭線開業と同時に設置。
  • 2009年(平成21年)
    • 8月10日:台風9号の影響による大雨の被害により上郡駅 - 当駅間が不通となり、特急列車および上郡方面の列車が運休となる。
    • 8月12日:「スーパーはくと」が平福駅 - 当駅間の代行バス輸送を介し運転再開。「スーパーいなば」は引き続き運休。
    • 8月29日:智頭線が全面的に運転再開。
  • 2018年(平成30年)12月3日:窓口で交通系ICカード(PiTaPaを除く)・電子マネー(楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay)・クレジットカード・デビットカードの取り扱いを開始。

駅構造

単式・島式2面3線のホームを持ち列車交換が可能な、盛土式の高架駅になっている。盛土の西側に駅舎があり、出札窓口も設置されているが、ホームへは駅舎を介さずに出入する事が可能。そのため、普通列車の乗降の扱いは無人駅と同様に、乗車時には整理券を発行し、降車時は乗車券・運賃を車内の料金箱へ投入する。特急列車の場合には、出口付近に備え付けてある乗車券投入箱に乗車券・特急券を投入する。

当駅には普通列車用の車両を管理する大原車両基地がある。智頭急行の岡山県区間で唯一の特急停車駅であり、京阪神と鳥取を結ぶ「スーパーはくと」、県庁所在地の岡山市と鳥取を結ぶ「スーパーいなば」も停車する。なお、鳥取大学の2次試験実施日に運転される「ビクトリーはくと」も当駅に停車する。

窓口営業時間は他の有人駅と比べると短く、早朝だけでなく、夕方の早い段階から無人になる。

窓口での切符の購入には、現金のほかに交通系ICカード(PiTaPaを除く)・電子マネー(楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay)・クレジットカード・デビットカードが利用できる。しかし、智頭線はIC乗車カードでの乗車に対応していないため、ICOCAなどの交通系ICカードを乗車券として利用することはできない。

のりば

付記事項
  • 2番線を上下本線、1・3番線を上下副本線とした一線スルーとなっている。1・2番線のホームが島式である。当駅始発・終着の列車が多く、運転扱いが複雑なため発着ホームは一定していないが、特急は2番線(智頭方面の一部は3番線)からの発車となっている。なお、1番線は有効長が短いため普通列車しか停車できず、大原車両基地への入出庫にも対応していない。
  • 鳥取駅まで直通するワンマン列車が1日に2往復だけ設定されている。
  • 夜間滞泊の設定がある。

利用状況

駅周辺

バス路線

「大原駅」停留所にて、以下の路線が発着する。

  • 美作共同バス
    • 勝間田駅 ※真加部経由便は土曜・休日運休
    • 大原中学校前 ※土曜・休日運休
    • 後山 ※土曜・休日運休

隣の駅

智頭急行
■智頭線
  • 特急「スーパーはくと」「スーパーいなば」停車駅
■普通
宮本武蔵駅 - 大原駅 - 西粟倉駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 大原駅 (曖昧さ回避)

外部リンク

  • 大原駅|駅紹介 - 智頭急行

駅『大原駅』

JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(大原駅)

外房線・大原駅-さいきの駅舎訪問

大原駅

大原駅と駅前 千葉県いすみ市大原の紹介 写真が満載(60枚)