シロマダラ(Lycodon orientalis)は、有鱗目ナミヘビ科オオカミヘビ属に分類されるヘビ。
分布
日本(北海道、本州、四国、九州、伊豆大島、奥尻島、屋久島など) 固有種
形態
全長30-70センチメートル。胴体の斜めに列になった背面の鱗の数(体鱗列数)は17。頭部の体色は黒褐色。体色は淡褐色で、黒褐色の横縞が入る。
幼蛇は斑紋がより明瞭で、後頭部に明色部がある。
生態
低山地の森林に生息する。地表棲だが、物に登ることもある。夜行性。無毒で、外敵に襲われると毒ヘビに擬態して威嚇するか、擬死行動を行う。
食性は動物食で、小型爬虫類を食べる。
繁殖形態は卵生。夏季に1回に1-9個の卵を産む。
夜行性かつ個体数が減っているため、目撃例は非常に少なく、一部地域では「幻のヘビ」と呼ばれることもある。
出典
関連項目
- マダラヘビ属




