霊山本廟(りょうぜんほんびょう)は京都市東山区にある真宗興正派の廟所である。
概要
浄土真宗宗祖親鸞の廟所であり、全国の真宗興正派の門信徒の納骨所でもある。京都東山三十六峰の一つ、霊山の麓、清水寺、産寧(三年)坂から二年坂を経て高台寺、祇園円山公園に至る散策路の中間に位置し、寺域一帯は自然の風光に恵まれ、特別風致地区に指定されている。
歴史
1876年(明治9年)、興正寺が浄土真宗本願寺派から独立し、真宗興正派を結成する。これに伴い、この地に宗祖のご遺骨を納め、本廟とし、歴代門主の墓所、門末の納骨所として境内を整備してきた。1985年(昭和60年)には個別納骨壇を備えた浄華堂を開設。2021年(令和3年)4月には本堂から出火するという事故があった。
境内
- 本廟 - 親鸞の遺骨を収めている
- 本堂 - 阿弥陀堂
- 浄華堂 - 納骨堂
- 墓地
年間行事
- 修正会 - 1月1日
- 春季永代経法要 - 3月彼岸入日
- 盂蘭盆会 - 8月15日
- 秋季永代経法要 - 9月彼岸入日
- 報恩講 - 11月29日
- 除夜の鐘 - 12月31日
- 月例法要 - 毎月下旬
アクセス
- 〒605-0861
- 京都府京都市東山区清閑寺霊山町4
脚注
関連項目
- 興正寺
- 真宗興正派
- 親鸞
外部リンク
- 真宗興正派本山興正寺霊山本廟




