斗南鎮(ドウナン/となん-ちん)は、中華民国台湾省雲林県の鎮。
地理
斗南鎮は雲林県の東南、斗六台地と雲嘉沖積平原の接点に位置している。東は斗六市及び古坑郷と、西は大湖口渓を隔てて大埤郷と、南は華興渓(石亀渓)を隔てて嘉義県大林鎮と、北は虎尾鎮と接している。
歴史
斗南鎮は旧名を「他里霧」と称し、原住民の和安雅族(平埔族の支族)である他里霧社社名を音訳したものである。明末の鄭成功の時期には既に漢人による入植が行なわれていた。清による台湾統治が開始されると諸羅県管轄の他里霧社とされ、1886年(光緒12年)に雲林県が建てられると雲林県に帰属するようになった。
日本統治時代初期、他里霧支庁が設置された。1897年には斗六庁に、1907年に嘉義庁、1910年には他里霧区が設置され他里霧区長役場は設置された。1920年10月1日の台湾行政区改制の際、斗六の南に位置したことから「斗南」と改称、台南州斗六郡帰属に改編した。
戦後の1946年1月11日に斗南鎮公所が設立、1950年10月25日に雲林県に帰属するようになり現在に至っている。
経済
行政区
歴代鎮長
教育
国民中学
国民小学
交通
観光
- 斗南駅
- 斗南順安宮
- 他里霧生活美学館
- 二重溝
- 将軍崙温磘宮
- 斗南分局旧弁公庁舎
- 雲林県立斗南陸上競技場
出典
外部リンク



